アスペルガー症候群と自閉症は全く別ものです!

015855

最近、息子の発達障害のブログを書いていると、

ご近所の方から・・・

「がんばってね!」

と言われることも多くなりました。

今まで、「うん?」というような顔で見ていた方も

わざわざ寄ってきて息子に話しかけてくれるように

なりました。

日本は海外に比べると、発達障害に関する知識が個々に乏しく

そういった障害を持っている子供達への教育システムも

遅れています。

それは分かっていたはずなんですが・・・

今日は近所のご夫婦と買い物が一緒になり

話をしていると・・・

息子の発達障害の話題になりました。

 

「奥様の方はどこまで聞いていいのかしら?」

と少し探りながらお話をしていましたが、

ご主人の方は、昔大学で発達障害に関する講座を

取っていたらしく、少し自慢げに自分の知識を

話し続け、独壇場状態でした。

 

ご近所の方だったので私も変な顔も出来ずに

暴れまわる子供の手をぎゅっとにぎり

話を聞いていたのですが・・・

「まぁ~簡単に言えば・・・

アスペルガー症候群は自閉症と同じだからね~。」

とどこかの教授かのような態度でお話され、

「大変だろうけど、早く治るといいね!」

と言い残し自分の車に戻っていきました。

 

そこは大型ショッピングモール!

大声を出して叫びたいくらいに、腹の虫がおさまりませんでしたが

ふと息子が私の目を見つめ、車の台数を数え始める姿を

見ると感情的になってはいけないと改めて自分に

戒めることができました。

 

今、このブログを読んでくださっている方の中には発達障害の

知識がない方がいるかもしれません。

しかし、理解しようという気持ちが健常者と障害者の溝を埋め

お互いに共存できる社会作りができるんですよね。

 

ちなみに・・・

説明しておきますと・・・

アスペルガー症候群は、言語に関する知能が

動作に関する知能より高いのが特徴的です。

 

自閉症の場合は、動作に関する知能のほうが高く、

反応の乏しさや言葉の遅れを顕著に見ることができます

自閉症の場合、言葉の発達の遅れが特徴的ですので

子供が小さい時に小児科や親が気づくことが多いのですが、

 

アスペルガー症候群の場合、言葉の発達の遅れは見られないため、

注意力散漫や順応性の無さに関しては個性と見られてしまい

気づかないことも多いのです。

 

発達障害にはいくつか種類があってどれも症状が違いますから

「発達障害ひとくくり」

にされてしまうと、発達障害児を持つ親もあまり良い気分はしませんし、

子供とコミュニケーションを取るのも難しいです。

是非、このブログを通して色んな方は健常者と障害者の共存に

ついて考えていただけると嬉しいな~と思います。

 


ブログランキング・にほんブログ村へ

ポチッとランキング応援いただけると、とっても励みになります♪


<スポンサードリンク>

コメントを残す