自転車事故で被害者のみが圧倒的に損なこと~その②~

前回の続きです。

※前回の記事 自転車事故で被害者のみが圧倒的に損なこと~その①~

 

加害者の方からの電話は、とりあえずは状況の確認とのことでした。

 

聞いてもいないのに、

こちらは、骨折の可能性があるので、まだ病院です~

って言ってました。

 

あっそ (´。` ) =3

って返しちゃいました^^;

ここで、念のため自転車事故の保険に入っているか聞いたところ

「入っていない」との回答でした。

 

平行して、自分の保険会社へ契約内容の確認をしました。

幸い、契約している自動車保険で、日常事故弁護士費用特約と日常事故賠償責任補償を特約としてつけていたので、何かあっても裁判費用と損害賠償の支払いをしてくれるってことでした^^

やっぱり、特約はつけておくべきですね^^

 

あと、相手の会社へ連絡して、通勤途中の事故だと労災が適用されるはずなので、業務上の事故と言うことで御社に損害賠償請求をしてよいのか、加害者個人とだけお話しするのかを聞いてみました。

回答は

加害者個人にのみ請求してくれ

とのこと。

 

まあ、ある程度想像はしていたので、あっさり引き下がりましたよ^^

 

 ポイント

 相手が自転車事故の保険に入っているかを確認すること
 自分の保険で「示談交渉付き」の賠償責任補償に入っているか確認すること
⇒⇒すべての保険で賠償責任保障がないかを確認しましょう!
 交渉相手が「誰」になるのかを確認しましょう

 

数日後に、加害者が挨拶に来るというので、急いで自転車事故の場合の示談金や、通院補償などの相場を調べましたが、自転車事故ってはっきりと相場が決まってないんですよね・・・

基本的には、自賠責の基準を持ってくることが多くって、その場合はかなりお安い金額です。

 

確認したのは
 通院1日あたりの子供とと付き添い人への補償
 自宅での療養の場合の、1日あたりの子供と看護者への補償
 骨折して自宅療養の場合の1日あたりの子供と看護者への補償

 

たとえば、通院補償ですが、
自賠責 ・・・ 4200円×通院日数
裁判基準 ・・・ 裁判基準による入通院慰謝料

※これ、3倍~10倍くらい算定基準が違います・・・

 

とか自宅療養の場合の看護者の補償は
自賠責 ・・・ 2050円
裁判基準 ・・・ 3300円

 

ざっと、治療期間2週間、通院1週間程度で調べましたが
自賠責基準 ・・・ 多くても5万円~10万円
裁判基準 ・・・ 少なくても20万円
とかなりの差です

まぁ~昔から、保険金詐欺まがいな方が多く、保険金でプラスにはならにように
保険会社や国も考えているようですが・・・

 

はっきり言って、こんな内容を素人同士で話し合って示談に持ってけるのか・・・かなり不安でした。

なので、最悪の場合は、特約を使って弁護士さんに損害賠償請求をしてもらうことを前提に
ひとまず、自分で交渉することにしました。

 

数日後、加害者が来ました。

 

とりあえずの謝罪の後、

「自転車の保険に入っているので、今後の連絡は保険屋から入ります」

と言われました・・・

 

ナヌッ!! ( ; ロ)゚ ゚

あれだけ調べて、法律に詳しい知人に念書まで用意してもらい
自分の気持ちも万全だったのに・・・

 

それから、保険屋とのバトルが始まりました!

 

続きはまた次回に・・・


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